2014年2月23日日曜日

このチョコレートがすごい2014

バレンタインフェアのチョコもすっかり食べ終わり、今年のフェアを振り返って、BEST3を決めたいと思います。

例年は関東に常設店のあるブランドを中心に購入するのですが、だいたいのブランドは食べたと思うので、今年は関東(日本)に常設店のないブランドをピックアップしました。

ブランド数を増やしたかったので、気になるブランドから、少数安価のアソートがあるブランドを狙いました。
それが、
「パスカル・ル・ガック」
「アルノー・ラエール」
「フィリップ・ベル」
の3ブランド。
「ジャン=シャルル・ロシュー」
は会場で少数安価のアソートを見つけたので、急遽追加購入。

その他、マルコリーニやカッセルの新作や、ラデュレのチョコブラントもチェック。
予算にも限界があるので、今年はピエール・エルメやジャン=ポール・エヴァンは涙をのんで外しました。
(エルメ氏は来日していたらサイン欲しさに絶対買ったのですが。笑)

今回の選考は、私が自身で購入したもののみ。
いただいたものには順番を付けられないので、外しています。
今年のバレンタインは思いのほか多くのチョコをいただきまして、皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m

以下、BEST3は私の独断というか、趣味の世界ですので、ご参考程度に。

【3位 レ・マルキ・ド・ラデュレ】

マカロンで有名なラデュレが立ち上げたチョコレート専門ブランド。
私はラデュレのマカロンはもちろん美味しいと思いますが、比較的味がシンプルで、(複雑な味のエルメと比べて)好みではない印象がありました。
しかし、以前ラデュレのタブレットを食べた時に、そのピュアな味がとても繊細で、ラデュレの素晴らしさを再認識しました。

今回購入した「コフレ・キャメ "剣"」というのは、9枚の薄いボンボンショコラのアソート。

「シンプル」「甘さが強い」という意味では、私の好みではないのですが、そんなことを吹き飛ばす美味しさでした。
シンプルでピュアなラデュレの真骨頂という味です。
全体的に甘すぎ、味が濃すぎだったのですが、ホワイトチョコ系はそれが良い方に傾いた気がします。
ちょっと残念だったのは、ナッツやシナモンの入ったミルクチョコ系、ビター系ですが、ホワイトチョコ系がハードルを上げたせいもあり、全体的には満足でした。

これは銀座や日本橋のラデュレで購入できるなら、ぜひホワイトデーのお返しに配りたいチョコです。

【2位 フィリップ・ベル】

日本に常設店のないブランドは後回しにしていた私ですが、それでもフィリップ・ベルは名前と、ご本人の顔まで知っていたので、日本でもかなり人気のあるブランドなのだと思います。
この4個入りアソートが、メチャメチャ私好み。
イチゴ、マンゴーといったガナッシュは、全く隙がなく、理想というか理想を上回るフルーティな仕上がり。
ローズ、ジンジャーもとてもフレッシュなフレーバーで、各々のレベルの高さと、4つのバランス・コンビネーションも抜群の一品でした。
ちょっと玄人好みというか、好き嫌いが分かれそうな味かも。

来年も購入決定です。

【1位 アルノー・ラエール】

正直、アルノー・ラエールはSDCで行列も出来ていませんでしたし、箱マニアの私としては、パッケージがあまり素敵ではなかったので、ちょっと期待していないブランドでした。

しかし、一つ目を食べた時のフルーティさ、フレッシュさはフィリップ・ベルに引けを取らないというか、絶品の美味しさ。

6ピースの全てが美味しく、各々異なる主張がありました。
6mmという薄さも、私好みの形でした。

あまりに美味しかったので、ネットで検索したら、ラエール氏はピエール・エルメ氏の愛弟子だそうです。
あぁ、どうりで(笑)。

来年のバレンタインでは、妻用、友チョコ用はラエールを中心に考えたいと思います。
是非、来年はお洒落なパッケージをお願いします(笑)。


あぁ、もう来年のフェアが待ち遠しい(笑)。