1970年代初頭、「ウルトラセブン」の放映終了から、次作の「帰ってきたウルトラマン」が開始されるまでの間、放送されていた5分番組。
当初は、既に放映が終了したウルトラマン、ウルトラセブンの戦闘シーンのみ編集して番組を作っていたのですが、尺が足りない話が多く、多くの追加の撮影も行っています。
元々が極めて低予算の、ありもの編集の予定だったため、追加の撮影も予算が無く、脚本も撮影も、やっつけ感漂う番組でしたが、それが逆に不条理な作品を作りだし、カルトな人気と評価を得ています。
私も、幼少の頃、地上波の再放送を見たことがあります。
数年前、CSファミリー劇場で再放送もされていました。
怪獣、セブンなどの着ぐるみは本編流用のものよりも、アトラクション用が多用され、本編の怪獣とは異なる造形が多かったようです。
例えば、下記の写真。
ウーは毛むくじゃらすぎて目もみえないし、イカルス星人はなぜか緑色で、大きな耳が垂れています。しかもどちらもブサイク(笑)。
本編撮影用のイカルス星人は下記の通り。(ハイビジョンリマスター化の写真だろうか、かなり鮮明)
さて先日、妻と出かけたところ、デパートのエスカレータ途中にウルトラファイトのカプセルトイを発見!
このちょっとカルトな商品に惹かれ、夫婦で100円玉を出し合って、回しまくりました。
全6種(+1)中、シークレットはバルタン星人とウルトラセブンの2種。
後から分かったのですが、エレキングはシークレットではないのに、レア商品で確率1/40だそうです。
この日、エレキングだけ出なかったのですが、後日、なんだかんだで(笑)エレキングをゲット。
折角コンプリートしたので、写真撮影。
まずはシークレットのウルトラセブン。
基本的に本編のウルトラセブンと大きな違いはありません。
続いて、先ほどの写真にもあった、ウー。
ウルトラファイト版の、むさくるしく、薄汚れた加減が良く出来ています。
「激闘!三里の浜」を再現しており、棒を持っているというのがなんともウルトラファイトっぽい。
イカルス星人。
ウルトラファイト版の緑色。耳たれ具合もなかなかいい感じです。
「怪獣島異聞」を再現。
レアのエレキング。
イカルスと同じく「怪獣島異聞」を再現。
角のたれ具合も忠実です。
キーラーは「怪獣餓鬼道」を再現。
こちらはYouTubeでも見ることができます。ファイト…というのかシュールな展開。
本編のキーラーと違い、ウルトラファイト版の気の抜けたキーラーフェイス。
シークレット&レアのバルタン星人。
ボディのデザインが本編とは異なり、ウルトラファイト版。
ウーと同様に「激闘!三里の浜」を再現。この話は、みんな棒を持参。
ところで、このバルタン星人には、ちょっとした付属品がついていました。
バルタン星人の付属品は、棒を持つセブンの両腕。
これをもう一つのシークレット、セブンと組み合わせると、棒を持ったセブンが完成。
棒で戦うセブン…シュールだなぁ…。
ウルトラファイトHG外伝、コンプリートレポでした。
ところで、先ほどのバルタン星人、しばらく気が付かなかったんですけど、本編のバルタンとは著しく違う点があります。
それは…バルタンって、本来の両手は大きなハサミですよね(笑)。