2014年8月11日月曜日

テイク・ザ・カンノーリ

先日、職場のお客さんにランチをご馳走になりました。
とても雰囲気のいいイタリアンのお店でした。


ランチセットは、サラダとプリモピアット2種の盛り合わせで、「大盛りやデザートも遠慮なくどうぞ。」と言われたのですが、デザートも、もともとセットなら頂くのですが、わざわざ追加するほどでも…と思っていました。

店員さんがオーダーを取りに来たとき、主催の方が「デザートは何ですか?」と聞いてくれたのですが、店員さんが

「カンノーリです。」

と言われた瞬間、私は全く、1ミリの遠慮もなく、むしろテンション高めで、

「お願いしますっ!」

と頼んでしまいました(笑)。

カンノーリは、まだ一度も食べたことが無い、イタリアのお菓子です。
それは、映画「ゴッドファーザー」に登場します。


# ピーター・クレメンザは朝に妻からカンノーリを買ってくるように頼まれます。
# 仕事を終え、カンノーリを買った後、クレメンザとその部下は、裏切り者を銃殺します。
# そして、クレメンザは部下に言うのです。
# 「銃は置いていけ。カノーリは持ってきてくれ。 (Leave the gun. Take the cannoli.) 」



(名台詞の直後のシーン。カンノーリの箱を持っているのがクレメンザ。)

私はゴッドファーザーを見たわけではなく(笑)、スイーツ番組でカンノーリを知ったのですが、当時ネットで検索してみたら、日本ではなかなか食べられないお菓子らしいのです。
スイーツショップにはほとんど置いてなく、イタリアンレストラン等で時々見かける程度だそう…。

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サラダはハーブがふんだんに使われていて、内容は私好みの取り合わせでした。

プリモピアットはリゾットとパスタでした。こちらもとても美味しく、カンノーリに期待が高まります。

最後に、ドリンクとカンノーリが出てきました。

私がスイーツ番組で見たカンノーリよりも、ずっとずっと細いカンノーリでした。
このお菓子は細いほど作るのが難しく、でも細いほど食べやすいのです。



(写真はスイーツ番組のもの。太め。)

甘さは控えめで、パリッとした皮に今詰めたばかりのクリームがとてもフレッシュ。
添えられたハーブも、繊細にかけられた粉砂糖も、とても上品な仕上がりでした。
皮は本当にカンノーリの皮だったのか…ちょっとラングドシャ風で、見た目がすごく綺麗。

私はコーヒーではなくカモミールティを注文したのですが、この店の上品なカンノーリにとても合いました。

とても美味しいランチでした。
思い出に残るカンノーリをご馳走さまでした。(-人-)


…女子っぽい記事ですみません(笑)。